肩こりは主に姿勢の悪い状態で、長時間の作業をする方に多く見られます。
特に近年仕事する上で欠かせなくなっている、パソコン仕事をされる方に多い症状ですね。
机に座っての作業時間が長くなってくると、どうしても自然と顔がモニターの方に
近づいてしまい、頭が体の前にある、いわゆる猫背の状態になってしまいます。
頭部は約6kg~7kgほど、ボーリングの12~14ポンド球くらいの重さ があります。
頭部が体に対して、前方にあるため、猫背の状態では常に首の後ろの
筋肉(起立筋郡)(後頭下筋郡)、肩甲骨の上方から首につながる、肩甲挙筋などが常に頑張って支えている状態になります。
首の周りには非常に多くの筋肉があり、首や肩の様々な動きを作っています。
ただ一つ一つの筋肉は腰などに比べ小さいため疲労しやすく、また密集する筋肉が硬くなる
ことで、肩周辺部の頭部に行く血管や神経が圧迫される場合もあります。
そうなった肩こりの主な症状に、頭痛が自覚症状として現れます。首の後ろの筋肉が
固くなることにより頭へ向かう血行障害が原因によるものです。
また、神経が圧迫されれば神経の支配領域へ痺れ感や痛みが起こります。
主に首から腕の方へ力が入りにくかったり、突っ張るような痛みがある神経症状が現れます。
まず肩こりの原因となっている硬さのある筋肉の治療をしていきます。
特に自覚症状として現れやすい、肩甲骨から首の横を通り頭部に付着する肩甲挙筋の
治療を行います。
肩甲挙筋は負担がかかりやすく、小さい筋肉のため、肩こりになりやすい筋肉です。
首の左右への回旋の動きや、首の前後への動きを作っています。
この筋肉が固まっていると、首の動きの悪さ、左右への回旋時の痛みとなって現れます。
頭痛のある方は首の後ろの付け根部分(後頭下筋郡)の治療もおこないます。
次に固まった筋肉による引っ張り、または姿勢の悪さが原因となって現れた、
背骨の動きの悪さや首の関節のゆがみなどを治療していきます。
肩こりの多くは図のように、間違った悪い姿勢が原因で起こる
物が殆どです
治療を行いながら、予防をきっちりとしていきましょう。
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